口臭測定
口臭は自分ではなかなか正確に分からないことが多いですので、口臭外来では口臭測定器を用いて客観的に口臭測定を行ないます。
主な口臭測定器としては、「ブレストロン」、「ハリメーター」というものがあります。
これら測定器では、口臭の原因となるVSCガス(揮発性硫黄化合物)を測定することによって、客観的に口臭を測定することが出来ます。
ただし、口臭は時間帯やその日の体調などによっても大きく変わってくるので、本当に正確に測定しようと思ったら、何度か繰り返し口臭測定を行なう必要があります。
口臭外来について
最近は歯科大学などでも、口臭専門の「口臭外来」を設けているところが増えてきました。
口臭外来では、一般的な歯科医院ではあまり行っていない口臭測定を行なっていたり、専門的な口臭治療・対策を行っていたりします。
歯磨きもちゃんとしているし、唾液の量にも問題がなさそうだし、虫歯や歯周病もないはずなのに口臭が無くならない!という人は、一度口臭外来を受診されてみると良いかもしれません。
ちなみに、口臭外来を受診した人の約3分の1は「自臭症」であるという、面白いデータもあります。